こんにちは。今回は私の経験を基に、面接の場所、教官人数、雰囲気、内容などを書きたいと思います。
今年(2020年)から滋賀大の編入試験制度が少し変わり、私が受験したのは変わる前の最後の年でしたので、これから受験する方には一部当てはまらない内容もあるかもしれませんので、その点を考慮いただいた上で参考にしてみてください。
面接場所
私が受けたときはデータサイエンス棟という建物でした。

この建物の3階だったと思います。大教室に集合でした。滋賀大の編入試験は面接とTOEICだけで受験できるということもあり、編入生にとっては人気の受験校なので、この年は100人以上が受験しており、教室の右側から左側までほぼびっしりだったと記憶しています。
座り方は、教室入口の前から受験番号1番で始まって後ろまで行き、15番辺りでそのまま後ろから折り返してきて前に戻ってくる感じでした。12:30から始まり、最後のほうだと17時過ぎに終わったと思われます。
面接のしくみ
受験者がとにかく多いので、1人ずつやってたら日付が変わってしまうレベルです。そのため、このときは4つの教室に分かれていました。受験番号1,2,3,4の人はそれぞれA,B,C,Dの教室のように。5番の人はまたA教室といった感じです。
なので、教室ごとに面接官が違うので、どうしても不公平感は否めません。もちろん、差異が出ないようにある程度のマニュアルは設けられているのでしょうが。面接官は3人。一番権威のあるような人と、中間の人、そして司会進行的な役の人、という感じです。
面接時間は1人当たり5-10分でしょうか。長くて興味を持ってもらえたとか、逆に短くて素っ気なかったなど、一喜一憂せずに自分を出し切ること、これが大事だと思います。私はどちらかというと素っ気ない感じでしたから。
質問内容は、志望書の中の項目から必ず一つは聞かれます。基本は志望書に書いたことに沿って面接が進みます。
当日は人数が多いこともあって、じっくり面接というよりとにかくどんどん捌いていきたいという感じでした。自分の入る教室の、前の受験生が終わるころになると、誘導スタッフが大教室に呼びにきてくれて、各教室の前に机があるのでそこに荷物などを置いて手ぶらで教室に入りました。
面接官は受験生の入れ替わりの時間も惜しいようで、スタッフにもっと早く呼んできて、みたいな状況でした。
服装は、私が受験したときは結構暑くて、ジャケットを脱ぐか着るか迷う時期でした。私は着用しました。
面接本番
さて、当日の私はというと順番がくるまでTOEICの勉強をしていました。何せ、私は滋賀大のみの受験で滑り止めなどなく、TOEICにかかっている状況でした。かと言って面接も余裕というわけではないのですが、質問されるであろうことへの対応文は暗記していました。しかし・・・
自分の番が来て、荷物を教室の前に置き、ドアをノックして一礼、面接官全員がこちらを見ました。自分の人生がかかっていたので、ガチガチに緊張で頭真っ白、ではありませんでしたがそこそこの適度な緊張感がありました。
受験番号と名前を言って、着席したと思います。そして、志望書の中から必ず聞かれるであろう質問を待ち構えていたら、まさかの違うものが聞かれて、「え~っと・・・、はい、私は○○〇」と、出鼻を挫かれた感がありました。
あとは、私は社会人として働いていたので、そのことやそこで学んだことなど聞かれるだろうと思っていましたが、一切聞いてくれず非常に面白くない面接でした(笑)
ほとんどが志望書の中からで、志望書の項目に経済について勉強してきた内容を書きなさい、みたいな項目があり、私は経済学部が初めてで全く知識がなかったので、とにかく経営、経済に関する本を読みまくりました。読んだ本についてはまた紹介したいと思います。
その中から、この本はどういう内容でしたか、というのを聞かれたくらいです。そんな感じで、何か物足りなさがあり、面接が終わって最後に「ありがとうございました」と言ったのですが、全員下向いているんですよ。あ、もう終わったなと思いました。あまりの動揺で教室から出るときにドアノブ掴んだまま礼してましたから(笑)
教室出た後、全部出し切った感じで清々しく帰るつもりだったのですが、面接前にTOEICの勉強してたことが恥ずかしいの何の。
振り返ってみて
合格した要因などを振り返ってみると、私は志望書は最後の行までびっしりと書いており、当日も人生かかっている一心で、とにかく切羽詰まっている熱意が伝わったのではないかと思います。
なので、ほとんど暗記してませんでしたが、私の芯から出てくる言葉、熱意が面接官に伝わったと。面接官はプロですから、取り繕った言葉を並べても簡単に見抜いてきます。
あと、面接官が下向いてた説ですが、受かった私の友達も下を向いていたということで、やはり人数を捌いていくために結構急いでいたのかなという感じです。
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