【体育会編】滋賀大ボート部を取材してみた

滋賀大 ボート部

新入生にとっては、部活やサークルの名前は知っていても、その団体がどういう活動をしていたり、内部の雰囲気というのはなかなか分からないと思います。
そこで、今回は体育会のボート部を取材してみました。

ところで、ボートとカヌーの違い、分かりますか。
まずカヌーは、前方向に進んでいきます。なので景色を楽しみながら漕いでいけます。
また、オールが舟に固定されていません。

一方、ボートは後ろ方向に進んで行きます。いわゆる、前を見ながらバックしていく感じでしょうか。
そしてオールは舟に固定されています。
また、競技の様子をテレビなどで見たことあるかもしれませんが、7人くらいが乗ってシンクロスイミングのように、オールをぴったり揃えながらガチ漕ぎしていますが、実は、あの中にオールも持たずにサボっている人がいるの、知ってました?(笑)

コックスと呼ばれており、その舟のキャプテンみたいな感じで、他の選手は全員進行方向を背にしながら漕いでいるので後ろが見えないのですが、コックスだけ進行方向を見ています。
舟が真っすぐ進んでいるか、各選手のオールが乱れていないかなどを確認して指示を出す役割です。
私が初めてテレビでボート競技を見たときは、チームのメンバーではなく審判員だと思ってましたから(笑)

さて、紹介に移りましょう。
まず、部員の人数ですが26人中、男子16女子10(マネージャー含む)
学校の小さめな1クラス分って感じですね。

ちなみにマネージャー、あまり馴染みがないかもしれません。
高校まではその部活に入る=プレーする、言わばプレーヤーだったと思いますが、大学や附属の学校ではプレーヤーの練習などをフォローするマネージャーが存在します。俗にいうマネさんです。

体育会のマネさんというと女子のイメージがありますが、男子でもマネさんになれますし、そのスポーツが好きなら男女なんて関係ありません。
実際、ボート部では男子のマネさんもいますし、女子のプレーヤーもいます。

マネさんの活動内容は、基本的に選手のサポートで、ドリンク作り、合宿飯作り、モーターに乗って指導、会計などがあります。
また、マネさんはシフト制なので自分の時間を作ることできます。
男子も女子もいるので誰でも歓迎です。

プレーヤーの活動内容に戻ります。

良い点 男子女子、運動経験の有無に関わらず誰もが活躍できる!
部員同士の仲が家族並みに仲良い

国立大の体育会というのは、私立大と違ってスポーツ推薦とかがほぼないので、私立高校とかの経験は別にして、ボートのような特殊なスポーツはほとんどの人が大学から始めます。
また、1回生の新入生は就活をするまでの約3年間、仲間と共に地道な練習、苦楽を共にすることで得られる連帯感、一体感というのは、サークル活動では得られにくい、体育会ならではのものだと思います。
更には、写真を見ても分かるように、体をバキバキにできるんですよね。

滋賀大 ボート部 筋肉

しんどい点 本気で試合に臨んでいるので、普段の練習が大変。部費が他より高い

確かに、体育会である以上、しんどい要素というのは多少あると思います。
でも、滋賀大の入試を乗り越えてこられたのなら、乗り越えられない波はないでしょう。
部費に関しては、どうしてもボートなどの機材を使っているので、簡単な道具でできるスポーツよりは高くなりがちです。

また、確かに部費が高いがユニフォームなどは先輩からもらえば不要で、
ボート部独自の単発バイトも紹介できる。とのことでした。

活動時間 大体午前。練習時間は早朝のため大変だが、その分昼以降は自由
私の友達もボート部に入っていますが、夏休みとかは朝7時くらいから練習しているとか言ってました。超健康的です。

体育会の中でもボート部は就活強い。
(例)丸紅、清水建設、ワコール、みずほファイナンシャルグループ、などなど

体育会はサークルと違って厳しい練習や組織構造ゆえ、重宝される傾向があります。
地味でしんどい練習を続ける、なかなかできることではないですし、何よりも筋肉が物語っています。

滋賀大 ボート部


ABOUTこの記事をかいた人

社会人を経て再度、大学に入学した者です。滋賀大学に編入を考えている人の参考になればと思い、編入のこと、勉強法、入学後のことなどいろいろ書いていきたいと思います。また、高校生にも滋賀大を受験したいと思える魅力的な情報を伝えていきます。