こんばんは。
今回は予備校について話したいと思います。
何を隠そう、私も浪人したので予備校に行っておりました。
身分のない、社会と切り離された存在、それが浪人生。
そういう状況ですから監獄と言っては語弊があるかもしれませんが、毎日拷問のような狭くてお尻の痛い椅子に座り、良く分からない説法という名の講義を聞く。
何せ、現役のときの私のセンターは6割切ってましたから、どれだけ馬鹿だったか察していただけると思います。
なので、馬鹿だからなのか下のクラスで講師が分かりにくいからか、毎日講義を聞いていてもよく分からず、成績も伸びませんでした。
頭の良いやつはタダ
予備校って実績が何よりも欲しいので、頭の良い、難関校に確実に受かりそうな人には、予備校側がお金を出してでも来てほしいわけです。
お金は出ないかもしれませんが、名物講師の講義、普通は数万とか数十万する講義も無料で受けられるのです。
じゃあ、そのお金はどこから出ているかというと、頭の悪い馬鹿な予備校生がせっせと払っている授業料から出ているのです。
上のクラスに行けば行くほど、講師の質も上がり、授業料も半額免除や全額免除になる。
そのお金は、一番底辺層が出しているわけです。
アホらしいでしょう?一番お金を払っているのに一番質の悪い講師が充てられる。
夏季講習は冬期講習は別として、通年講師はそうです。
予備校は貴方が落ちようが責任を取ってくれない
毎日真面目に授業に出席しても成績が伸びないからといって、予備校が何かしてくれるわけではありません。
私自身も、毎日真面目に出席していましたが、夏前になっても成績が全く上がらずさすがにまずいと思いました。
そう、予備校の講義を真面目に聞いていれば成績が上がるという洗脳にかかっていたのかもしれません。
それからは自習室にこもるようになり、少しずつ成績が伸びてきた記憶です。
もちろん、最初は抵抗がありました。一応、クラスみたいなのがありますから、勝手に自習室に引きこもるのも。
しかし、いつまでも他人に人生を預けてるわけにいきません。
センター6割切ってるし、数IIBに至っては20点切ってましたからやることがいっぱいです。
気づいたら、自習室のドアに毎朝並ぶようになっていました。
外が暗くなるまで自習室にこもり、ひたすらテキストをやっていく、ルーティンになりました。
私は勉強以前に勉強のやり方が分かっていなかったのだと思います。
以降は、センターまで目の前の課題をただひたすらに潰していく、それを繰り返しました。
センターがダメなら電車に飛び込もう・・・
自習室で頑張って、問題集の間違いも減ってはいるものの、模試にはなかなか反映されず、センター1か月前のプレ模試、8割はおろか7割を切っていました。
これほどやってもこれかという、憤りと悔しさと虚しさで、当日ダメだったら電車に飛び込もうと、追い詰められました。
一人自習室で泣きながらセンター数学のテキストをやっていたのを思い出します。
1か月、最後の最後まで諦めずやれるだけのことをやり、本番の試験結果を新聞で採点していると、まさかの8割5分近くでとても興奮したのを思い出します。
ですから、最後の最後まで諦めず、自分に負けず、頑張ってきた自分を信じて自分のために頑張ってあげてください。
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