こんばんは。
今回は、私が滋賀大を志望した理由、さらには滑り止めを受けず、滋賀大だけを志望した理由を書いてみます。
敵を知り己を知る
受験って情報戦であり、戦略が問われる闘いです。
孫子の言葉に、「敵を知り己を知れば百戦危うからず・・・」というのがあります。
敵(編入できるいろいろな大学)と自分(学力や時間)を把握できれば、あとはその差をどうやって埋めていくかだけです。
なので、まずは片っ端から編入できる大学を調べました。
そして、私自身は社会人かつ、前は理系だったので経済経営の知識が全くないという状態でした。
そのため、学歴ロンダなどを目的とする、前の大学で経済を学んできている学生と同じ土俵ではとても勝負できないなと。
ただ、ほとんどの大学の試験要項を見ると、必ず経済系の試験や小論文があるところばかりでした。
そんな中、滋賀大学だけは「面接」と「TOEIC」だけで勝負できることが分かりました。
(今は少しプロセスが増えていると思います)
よく、学力レベル的に和歌山大を併願する人もいると思いますが、残念ながらそこも経済系の試験があったので、もう滋賀大1本で行こうと決めたわけです。
滋賀大の魅力
面接では、「面接」と「TOEIC」だけだったから、なんて口が裂けても言えませんが、そうではなく、滋賀大って周りは何もない、田舎なんです。
それゆえ、勉強するには素晴らしい環境で、実際に学生も真面目な人が多いです。(地方国立の宿命かもしれませんが)
なので、偏差値的には平均より少し上くらいですが、偏差値以上の企業と言いますか、有名どころの企業に行っている人が結構多く、世間からの評価も高いです。
また、滋賀大学の経済学部は5学科ありますが、他の大学の経済学部って学科ごとに結構制限があると思います。
でも、滋賀大は学科って何?というくらい縛りが緩いですし、企業経営系のゼミでも5学科全てが入り乱れており、むしろそのコースの人間が一番少ないなんてこともあります。
そういう意味でも、経済学部というのを横断的に学べる、多角的に視野を広くして物事を考えられるというのは、とても魅力的だと感じ実際に志望書にも書きました。
経営を猛烈に学びたい
あとは、実際に働いていたときに会社の業績が悪化してきて、事業所を閉鎖しなければならないという状態になったのです。
それまで、倒産とか閉鎖ってテレビの中の絵空事にしか聞こえなかったのですが、実際に自身が目の当たりにしたことで、「今まで何をやってたんだ!」という経営に対する憤りと、その難しさや奥深さというものにとてつもなく興味を覚え、実際に経営を学んでみたいと思ったのも志望理由です。
そして、経営って知識だけを学ぶのであれば、大学に行かなくても通信講座などでも良いわけです。
でも、経営って単なる知識だけでなく、人としての在り方、考え方というのも大事だと。
ただ儲かれば良い、バレなければ良い、レオパレスや三菱自動車みたいな企業もある。
経営者たる人間はどうあるべきなのか。
なぜ、近江の地で近江商人が栄え、現代にも残る大企業があるのか。
そういった、近江商人の地で経営を学びたいと思ったのも志望理由です。
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