大学に入って、部活やサークルで迷っている人も多いはず。
ただ、中学や高校での部活とはちょっと違います。
まず、体育会とサークルの違いについて説明すると、体育会はガチでスポーツする団体のことで、私立大学なんて勉強できなくてもスポーツできるかだけで採用する枠があるくらいなので、全国大会レベルのアスリートがガチでスポーツしにきてる、それが体育会です。
ただ国立は、スポーツ推薦の枠を設けている大学はほぼないので、一部の人を除いてそこまで個人のレベル差は入部当時はないです。
一方、サークルは自分が参加したいときに顔を出して、趣味みたいに緩く活動できるのが特長です。
なので、体育会にある同じスポーツがサークルでもあったりします。
また、サークルはマイナーなニッチなものまであるのが魅力的ですよね。
体育会は王道系が多いですが、機材やお金がかかるようなスポーツ(馬術やボートなど)は体育会でしかできなかったりします。
滋賀大の特殊事情
大学ってサークルのほうがメジャーで、体育会のほうが変人扱いというかマイナーなイメージですよね。
ですが、滋賀大においては周りに何もないところだからか、サークルに入っている人のほうが圧倒的少数で、ちょっと冷たい目で見られるくらいです。。。
例えば20人くらいのゼミでも、8割以上の人が何かしらの体育会に入っており、サークル入っている人が珍しいという。
滋賀大に来る人は真面目な人が多いので、それゆえの体育会率は関係していると思います。
組織構造も含めての体育会
私も体育会に入っていたことがあるのですが私立だったので、国立と少し違う点はあるかもしれません。
まず、最初にも書いている通り、ガチでスポーツする団体なので勉強よりもスポーツ優先みたいな節はあります。夏休みはちょっとゆっくりしたい、なんてことは許されず、頭で考えるよりも体が動くくらいまで追い込まれます。
また、上下関係が普通以上に厳しい。
1年生まれるのが遅かっただけで、なんでそこまで偉そうにされなあかんねん、って感じです。
学年違うけど年齢一緒やぞ、と。(浪人してますので。。。)
他には、先輩より高い所から声をかけてはいけないとか、挨拶は下級生から先にするとか。
ミリタリーに近いでしょう。
なので上の言うことが絶対で、おかしいと思ったことに意見しようものならボロクソに言われるなんてことも。
こっちのほうが効率が良いのでは?と思ったことでも今までやってきたから、と経験則で語るので頭で考えて行動していると疲れてくることが往々にしてあります。
試合前日など、前夜祭みたいなのがあったりするのですが、一発芸をやったりするなど。
なのでネタも考えないといけない。
今思えばいい経験だったとは思います、はい。
あとはやたらと声を出す。叫ぶに近いかもしれません。
声を出すのは良いことだと思います。
体育会は就職に有利?
こういう組織的な構造も含めての体育会なので、企業としても育てやすい。
というのは、上の言う者が絶対なので、変にたてつかれてはしんどいわけです。
つまるところ、飼いならしやすい。
そう考えてる企業は終わってると思います。
目まぐるしく環境が変化する昨今において、新しい考え方や意見を取り入れず過去の柵に経験則だからと縛られていてはやっていけません。
飼い慣らしたいと思っているのはごく一部の企業と思います。
やはり、4年間ハードな練習に打ち込めるというのは、簡単なことではありません。
ましてや勉強もしながらですから、なおさらです。
その経験を通して培った向上力や忍耐力というのを、企業は買いたいわけです。
でも、就職に有利だからという打算だけでやっても面白くないですし、本当に自分がやりたいことをやるべきです。
やりたいことが体育会にあれば、トライしてみても良いかもしれません。
何より、苦楽を共にした仲間や、そこで得られた経験というのは今後の人生において必ずやプラスになると思います。
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