こんばんは。
ほとんどの大学で用いられているGPA。Grade Point Averageの略で、各大学でばらばらな「優」や「A」といった評価を0.0-4.0の数値で見やすくするものです。
滋賀大学の成績評価
講義によって成績評価するタイミングはまちまちです。
毎回の講義の小テストだけで評価されるものもあれば、期末試験の一発、毎回の小テストに期末や中間レポートを加えたものなど、講義によってさまざま。
そして、その小テストやレポートの合計点が、60点以上で単位がもらえます。
59点以下は、どれだけ頑張ってきてたとしても単位を落とす、という扱いになります。
以下、成績の評価をまとめてみました。
- 90点以上 → 秀 → GP4.0
- 80点以上 → 優 → 3.0
- 70点以上 → 良 → 2.0
- 60点以上 → 可 → 1.0
- 59点以下 → 不可 → 0
なので、60点以上を死守するようにしてください。
GPAって何に使うの?
GPAは今まで履修してきた講義をどれだけの成績でパスしてきたかが一目で分かる便利な指標ですが、就職ではそこまで重視されません。
むしろ、内部推薦での就職や、大学院、留学、奨学金などで重要になってきます。
そして、それらではGPA3.0程度以上が求められることが多いです。
GPAの計算方法ですが、例えば
・体育 90点
・経営学 89点
・マクロA 70点
・簿記会計 60点
・統計学 59点
だったとしましょう。
GPA=(各講義のGP×単位数)/(履修登録単位数)
体育はGPが4.0、単位数は1
経営学はGP3.0、単位数2
マクロAは2.0、単位数2
簿記会計は1.0、単位数2
統計学は0、単位数2
より、GPA=(4.0×1 + 3.0×2 + 2.0×2 + 1.0×2) / (1+2+2+2+2)
=15 / 9
=1.666(確か小数第一位までしか表さなかったので1.7)
となります。
ここで、少し実験をしてみます。
落とした統計学を最初から登録しなかった場合。
GPA=(4.0×1 + 3.0×2 + 2.0×2 + 1.0×2) / (1+2+2+2)
=15 / 7
=2.142 (2.1)
となり、0.5近く上がりました。
そうです、GPAを少しでも上げるなら、確実に取れる講義だけを登録し、少しでも取れなさそうな可能性があるなら端から登録せずに切り捨てる、そういった取捨選択が物を言います。
なお、滋賀大は成績上位者には奨学金制度はなく、表彰のみとなっています。
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