コロナ1期生として、課題が多くて包丁で死んでしまおうと思った話をしよう。

社会人として働きながら、苦労して勉強してようやく合格をつかんだのも束の間、コロナが流行して編入生のオリエンテーションは延期になり最終的に中止に。
サークル等の新歓も無くなり、思い描いていた大学生活とは程遠い始まりを迎えた春。

誰とも会わず、大学にも行けず、講義動画を見て課題に答える。その繰り返しだった。
本来であれば、多少課題がつらくともサークルや仲間との談話で適度に息抜きができたであろう。
来る日も来る日も画面越しでの薄っぺらいコミュニケーションをし、課題をこなす。

合格したのかさえ怪しくなってきて、むしろ受験勉強のときよりもつらい予備校生といった感じで、全く合格した実感が湧かなかった。大学生ではなく、予備校生か。放送大学と何が違うのかと。

この包丁を胸にぷちゅっとしたら楽になれるのだろうか

一番ヤバかったのは中間考査の頃。編入生なので、単位をぶっちぎりで取っていかなければならない。
とにかく上限の24単位まで登録して、課題をこなす。
全ての講義で中間があったわけではないが、今までなら夏休み前の期末一発勝負な試験も、コロナで答がネットで見放題みたいな節もあり、レポート重視にシフトされ、課題自体も増加傾向に。

タイミング的にもいろいろな講義の課題が短期間に集中し、レポート2000字や試験のオンパレード。
限界だった。
まな板でトマトを切っていたら、同じ感触で胸に包丁をぷちゅっと刺したら楽になれるんじゃないか、そのくらいまで追い込まれていた。

過去に鬱になったことがあるので、ある程度の耐性はあったがそれでもつらかった。もうどうでもいい、そう思えて仕方がなかった。

期末考査の頃は、夏季休暇が来るのとサークル活動等が解禁されるとのことで、ある程度の平静は保てた。


今年もどうなるか分かりませんが、大学の方針としては対面メインでいくようですが、新入生や特に編入生は最初から力まず飛ばし過ぎず、肩の力を抜いて大学生活を送ってほしいです。
何かあれば相談に乗りますので、気軽にコメントください。

ABOUTこの記事をかいた人

社会人を経て再度、大学に入学した者です。滋賀大学に編入を考えている人の参考になればと思い、編入のこと、勉強法、入学後のことなどいろいろ書いていきたいと思います。また、高校生にも滋賀大を受験したいと思える魅力的な情報を伝えていきます。